年明けにアマルティア・セン『経済学と倫理学』読書会を実施します

厚生経済学の巨頭アマルティア・センの不朽の名著

『経済学と倫理学』の読書会を年明けに開催します。東大経済学部3年生の会員が読書会報告を担当します。東大生、他大生問わず見学歓迎です。ご興味ある方は奮ってご参加ください。


○題材:アマルティア・セン『経済学と倫理学』(ちくま学芸文庫)読書会

テキストの内容紹介:貧困、飢餓、格差、不平等…。いまだに解消の糸口すら見えない社会的難題をどうすれば克服できるのか。これこそ、1998年ノーベル経済学賞を受賞し、人文・社会科学全般に多大な影響を与えたアマルティア・センの経済理論が常に問うてきたものである。「経済学は現実の人間を取り扱う学問のはずだ」と本書で強調するセンは、かつて不可分であった倫理学的な観点を導入することで、経済学をこうした難問に向き合うことのできる、真に現実に根ざした学問へと展開させていこうとする。その根幹にある思想をセン自身がこのうえなく明快に語った、最良の入門。『経済学の再生―道徳哲学への回帰』文庫版。(カバー紹介文より)

※上記のテキストを1回で扱いますので、図書館で借りるか購入するなどして、各自でテキストを入手の上、できればテキスト全体を読んできてください。

○日時:2019年1月11日(金)19:00〜

○会場:TOSMOSの部室
(東京大学駒場キャンパス内のキャンパスプラザB312号室〔B棟3階〕)
 ※東京大学駒場キャンパスは京王井の頭線駒場東大前駅下車すぐです。
 ※部室があるキャンパスプラザB棟へのアクセスについては、下記のリンク先の地図を参考にしてください。
 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_43_j.html
 ※なお、会場の部室は畳(タタミ)部屋となっています。

TOSMOS(東京大学現代社会研究会)

TOSMOSとは―「現代社会リテラシー」を育む TOSMOSは、多くの情報が錯綜する現代社会において世間に流されず主体的に価値判断するためのリテラシーを育むことを目指すサークルです。そのために授業やゼミで学ぶ専門的学問内容の枠に収まらない、幅広い教養を身につける活動をしています。

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