TOSMOS(東京大学現代社会研究会)
HOME
TOSMOSとは
新入生歓迎企画
新入生歓迎企画
TOSMOSでは新入生の皆様の入学を祝福し、4月に数回トークイベント他新歓企画を実施します。
新入生だけでなく、他大生や二回生以降、院生の皆さまも大歓迎です!
会場は基本的に東大駒場キャンパスです。乗換案内は
こちら
。
2019年度新歓企画
4月9日(火)安田純平氏講演会「紛争地のジャーナリズム」
日時:4月9日(火)
第一部:講演会
19:00~20:00
第二部:質疑応答
20:00~20:30
会場:東京大学駒場キャンパス7号館761教室(4階)
(渋谷から京王井の頭線・駒場東大前駅下車)
概要:
昨年10月、内戦下のシリアで拘束されていたジャーナリスト の安田純平氏が、40か月にわたる拘束から解放され帰国しまし た。日本では待ってましたと言わんばかりの安田氏への批判が 巻き起こりました。一方で紛争地に赴くジャーナリストがなけ れば真実は明らかにならないという真っ当な指摘も多くあり ました。
安田氏は下記ツイートで表明されているようにネット上に根拠のない無責任な言説が横行していることを非常に懸念しています。
自身も拘束中や解放後にネット上のバッシングにされされた経験から、ネット上の言論についても貴重な意見が伺えると期待できます。 本企画では安田氏に、紛争地におけるジャーナリズムの意義 などについて、貴重な体験を交えながら語って頂きます。 安田氏の講演の後には質疑応答の時間を設けております。直接安田氏に聞きたいことを聞ける貴重な機会があります。
●安田純平氏のプロフィール
1974年埼玉県生まれ。ジャーナリスト。一橋大学社会学部卒業後、信濃毎日新聞に入社。在職中に休暇を取得してアフガニスタンやイラク等の取材を行う。2003年に退社、フリージャーナリストとして中東や東南アジア、東日本震災などを取材。2015年6月、シリア取材のためトルコ南部からシリア北西部のイドリブ県に入ったところで武装勢力に拘束され、40か月間シリア国内を転々としながら監禁され続け、2018年10月に解放される。著書に『誰が私を「人質」にしたのか』(PHP研究所)、『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(集英社新書)、『シリア拘束 安田純平の40か月』(扶桑社)など。
Facebookイベントページはこちら
【新歓企画】安田純平氏講演会「紛争地のジャーナリズム」
www.facebook.com
4月15日(月)重田園江氏講演会「経済人とは誰か?」
日時:4月15日(月)19:00~20:30
会場:東京大学駒場キャンパス5号館514教室(1階)重田園江氏(明治大学教授)
○企画紹介文
近代の経済学は、人間が合理的に行動するという「経済人」の仮説の下で発展してきました。しかし、この人間像を巡っては18世紀以来現在まで多くの批判や懐疑が提起されています。「経済人」をめぐる概念の抗争を、近代思想史を再考しながら辿っていきます。
4月19日(金)國分功一郎氏講演会「デモクラシーと近代保守主義」
日時:4月19日(金)19:00~20:30
会場:東京大学駒場キャンパス内 5号館514教室(1階)
◯企画紹介文
立法権を通じて民衆が主権を行使する。こうした現代の「民主主義」には、実は近代政治哲学の欠陥が潜んでいると國分氏は指摘します。この企画では、民主主義や立憲主義、保守主義などの思想を生み出した近代政治哲学をふまえつつ、今日の民主主義の課題を探ります。